今回はマリオネットイベ同様、過去の出来事に焦点を当てたストーリーです。
五奇人と英智の過去の戦いの様子が描かれ、なおかつ新キャラであるSwitchが絡んでくるストーリーとあって、かなり注目のイベントです。
ストーリーは全20話。

つむぎは主人公と共にステージの照明の調整中。
どうやらあんずに照明や音響機器の扱い方を教えてくれているみたい。
これから行われるB1に出場予定のSwitch。
ほぼ無名な彼等にはあまり資金がなく、こういった準備も自分達で行わなければならない。
生徒会に申請して先行投資を請う事もできるが、英智に借りを作るのは怖いとつむぎは零します。
そこに英智が登場し、ビックリするつむぎ。
呑気におしゃべりを始めるつむぎに、無駄口を叩くなと怒る夏目。
一見怒っているようですが、宙の目には寂しいように見えるらしく、ヤキモチなんて妬かなくても愛してますよ、と笑うつむぎをマイクスタンドで殴る夏目。
一方的につむぎに八つ当たりをする夏目ですが、宙に対しては優しく大きな期待を寄せているみたい。
態度が違い過ぎると嘆くつむぎは完全に無視です。
夏目は英智を警戒しているようですが、DDDが終わった今となってはfineはトップのユニットではなく、その事を嘲笑うかのように繰り広げられる会話はなんとも刺々しいものです。
流れで主人公の雑用を手伝う事になった英智の妙に手慣れた様子に感心する主人公。
そして英智は、自分がまだ皇帝じゃなかった頃の思い出を語り始めます。
ここからストーリーは過去へと入ります。
お昼過ぎにやっと登校した英智に声をかけるつむぎ。
このところ休みがちで心配だったと英智の身を案じます。
本当はあまり良いとは言えないようですが、主治医を説き伏せて強引に登校してきたみたい。
どうやら『英知くんゲージ』なるものが導入され、これがゼロになると強制回収されるよう…。

すごいシステムだと驚くつむぎに鬱陶しい過保護な愛情だと英智は吐き捨てます。
英智にとって、つむぎは数少ないくだらない話ができる相手で、友達も多いつむぎが羨ましいみたい。
学校を休みがちな為、あまり友達がいないと零す英智に自分は友達だと笑って握手をするつむぎ。
他の皆にも英智を紹介してくれるというつむぎに、英智はその人脈には利用価値があると、不穏な一言を吐きます。
話は変わり、英智は蓮巳に用があるようで、つむぎに蓮巳の居場所を聞きます。
まだ名字で呼んでいたり、よく分からない腐れ縁だと言って見たり、2人の関係性は現在の盤石なものにはなっていないよう。
どうやら英智の祖父が臨終間際らしく、素直にお悔やみを言うつむぎですが、英智にとっては邪魔な存在が消えてくれるのでこれっぽっちも悲しんでなどいません。
図書室で、五奇人についての構想を練る英智。
日本神話の三貴子になぞらえて、最初は三奇人にしようと思ったが完璧すぎる調和を崩す為には、敢えて歪みを生む為に2人追加して、結果的に五奇人と名付けたみたい。
ちなみに
アマテラスが日々樹
スサノヲが奏汰
ツクヨミが零
です。

英智は今まで疎遠になってしまった蓮巳と顔を合わせた事で、見かけ上は口げんか終わってしまったけれど、お互いの意志を確認する事が出来、目指すものは同じだと確信を得れたみたい。
昔交わした、約束が英智の中で蘇ります。
英智がどれほど罪にまみれようと、死んだ後の魂は蓮巳が成仏させてくれる。
だからこそ、生きてるうちは好き勝手にさせてもらう。
だけど、まだ何もかもが不十分で、あれこれ種を蒔かなければいかない。
祖父がいなくなる事で、英智の自由にできる権力と金が増える。
人は金で買えないと言うのは、お金の使い方が下手な人間の言う事。
実際は金で十分買えるのだと、超越的な奇人達の人間らしい部分を突き、腐らせていこうと企みます。
そこにつむぎがやってきて、どうやら元々つむぎの図書委員の仕事を手伝う為に来たみたい。
だけど、英智の真の狙いはつむぎの持っている人間関係に関する情報。
友達という関係性は、契約もなしに他人を動かせる、都合のいい関係性だと英智はほくそ笑みます。
早速五奇人に相応しい人材を聞き出しにかかる英智。
生徒会が目立つ人材をピックアップしていこうとしているとプラスの言い回しを使います。
生徒会と言っても、まるで雑用係のようで、権力などあるのかと首をかしげるつむぎ。
だけど、生徒会とは紛れもない生徒の代表で、最高権力になりえる。
使い方によってはかなり有用。
政治に無関心な生徒達の隙をつけば悪法すら通す事ができると、不穏な発言ですね。
一方、蓮巳は現生徒会長と上手くいってないらしく、英智を後釜に添えようとしているみたい。
ちなみに現生徒会長は、なんと零!
これには驚きですね!

ここで改めて五奇人の構想を明かし、いい人材はいないかとつむぎに尋ねる英智。
五奇人と聞いて、ゴキブリみたいだと笑うつむぎでしたが、実はそれも英智の狙い。
言葉的なマイナスイメージをこっそり込めていたみたい。
誰がいいだろうと頭を捻るつむぎに、英智がまず推したのは日々樹でした。
次に目立つのは奏汰。
日々樹を基準に手放しで褒める英智は、日々樹の大ファンなのだと笑います。
そして次に名前が挙がったのは、芸能界での評価も高い宗でした。。
最後の1人は1年生から…という事で、北斗とスバルの名前も一応は挙がるもののここでは保留。
2人とも親が有名アイドルとの事で注目を集めているみたいだけど、スバルの父親に対して、卒業生一のスーパースターでありながら、一番の汚点だと零す英智。
詳細がとても気になります。

ここでつむぎが推したのが、夏目でした。
有名占い師の息子で、夏目自身も顧客を持っているみたい。
的確なアドバイスで、みんなから頼りにされている様子。
ちょっとオカルト色が強いと難色を示す英智ですが、ここで話は一端打ち切り。
当初の予定の仕事に戻ります。
つむぎは容量が悪いながらも、たくさんの仕事をこなしているみたい。
委員会は芸能界の裏方に関わる仕事を学べる場でもあるようで、こっちを就職に繋げるケースも多い。
それなのに、なぜかみんな委員会にやる気がなく、その事を愚かだと一瞬する英智。
そんな中で、自分が犠牲になってもみんなが笑ってくれるなら嬉しいとつむぎは言いますが、それは奴隷の幸福だとバッサリ。
難しい事を並び立てる英智に高校生らしく青春しましょうとつむぎは言うも、英智にとってはこれから歩む茨の道こそが青春です。
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