怪盗イベで日々樹の過去が明らかになりましたね。
日々樹渉やばくない???すげぇ好きなんだけど pic.twitter.com/5qzWLVPhOL
— 寒中見舞いやれコピー用紙 (@Kopi_yoshi) 2016, 1月 12
まだまだ辛い過去がありそうですが、今回は『エピローグA』にて明かされた日々樹の過去がなかなかに切なかったので、ご紹介します。
<日々樹の過去>
自分は普通だから、自分の努力なんて無駄に見えるのだろうと、後ろ向きな事を言う友也に対し、日々樹は雑談ついでだと言いながら、昔話を始めます。
始まりは『昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが〜』とよくある童話風にスタート。
おじいさんとおばあさんはある日、男の子を拾いました。
その男の子は日々樹渉と名付けられました。
日々樹は育ての親を心から愛し、拾って育ててもらった恩返しがしたいと思い、歌ったり踊ったりして、みんなを喜ばせました。
手品もして、声帯模写も披露。
みんな大変喜び、日々樹を偉い、天才だと褒めてくれました。
恩に報いる為、みんなを喜ばす事に、日々樹は夢中になって、次から次へと芸を覚えては披露するを繰り返していました。
ですが、日々樹は天才でも、周囲はそうではない。
『普通』の人は飽きっぽく、もっともっとと、より優れた芸を求めてきました。
日々樹は努力を重ね、みんなを喜ばせるべく、次から次へと新しい芸を習得する毎日を送ります。
そんな状況でも、日々樹は幸せで、ある言葉を聞くまでは薔薇色の人生だと思っていました。
ある日、日々樹がいつものように素晴らしい芸を披露するものの、みんな喜んでくれません。
むしろ、『高尚過ぎて、理解できない』と文句を言われてしまったのです。

このオチを日々樹は笑い話だと言って、笑い飛ばしてますが…その頬には涙が伝っています。
今まで、意味不明の変人だとばっかり思ってて、ホントごめん。
そんな辛い過去をあっても、なおも人を喜ばせようと思えるってすごい事だと思います。
ちょっと日々樹の見る目が変わるエピソードですね。